グローバル化をどう読むか?その2
前回の投稿で、90年代からのグローバル化を経て米中ロの3大国は、対外的には「自国第一」、国内では「専制政治」の度合いを強める、という共通の皮肉な結果に至ったことを説明した。
かかる時代に、日本の企業はどの道を歩むべきだろうか?
技術の進歩や経済発展の必要性などから、各国間のつながりが多様化と深化の方向に進んでいく「グローバル化」は必然と考える。
日本の企業は、上記3大国の「自国第一&専制」に押しつぶされない道を見出さなければならない。
私が考える道は、以下の通り。
①どの大国にも過度な依存を避けるために、ビジネスする相手を分散する。(地政学リスク重視)
②効率一辺倒を卒業し、正義(公共善/Common Good)にかなったビジネス拡大を目指す。
例えば、世界共通の課題である温暖化対策や低所得国の経済成長支援に努める。
③日本国の重要な方針に沿ったビジネス展開を図る。
具体的には、日本の安全保障政策との合致や同志国との関係強化に資する民間の役割を果たす。
これまでの「グローバル化」は、世界や米国内の分断を招いた「悪いグローバル化」であったが、日本の企業は上記の道を歩むことで真っ当な価値観に沿った「良いグローバル化」を追求しこう!

