高齢者の皆さん、自立に向かって努力しよう!

今独居高齢者が急増している。国立社会保障・人口問題研究所の推計(20年の国勢調査を用いて50年まで推計)によると、全国では75歳以上の単独世帯が50年時点で704万人と、20年の1.7倍に増える。比率は20年の22.4%から、50年には28.9%に上昇する。
日経新聞の社説は、「同居家族の支えがない高齢者の暮らしを社会全体で支える仕組みづくりが急務だ。」と訴えている。中央・自治体を問わず、これが政府の仕事の重点課題となる。

一方、高齢者自身は政府にお任せで受け身の姿勢を続けて良いのだろうか?
私は、「独居か否かを問わず高齢者一人一人が自分の生活を見直し少しでも『健康で過ごす』期間を長くする努力をすべきだ」と考えている。
高齢者は、政府に頼らざるを得ない場合を除き、自分でしっかり生きていく姿勢、即ち「自立」を確立すべきではないか。現役世代が高齢者を支えるために税や社会保障の過大な負担を強いられている今の仕組み・政府の政策は間違っている。これからの日本を背負っていく世代が伸び伸びと活躍し、より良い生活をつかめるように、政府の政策の重点を若者にシフトしていくべきだと考える。

高齢者の皆さん、自立に向かって努力しよう!
高齢者同士や他の世代の方々ともっとつながって、独居でも孤立せずに自分たちのウェルビーイングを高めていこう!