ハイブリッド勤務、いいね!
スタンフォード大学等が行った大規模な実証研究レポートが英科学誌「ネイチャー」に掲載された。出社とテレワークを組み合わせるハイブリッド勤務を採用した職場では、仕事の生産性を維持したまま完全出社の場合に比べ離職率を3分の2に減らせたそうだ。
一方、完全在宅勤務を対象とした調査では、仕事の生産性が下がるというレポートが多いとのこと。
これは、大変興味深い。
仕事の内容によって出社とテレワークの望ましい比率は異なるだろうけれど、上手にハイブリット勤務を導入すれば、仕事の生産性と個人のウェルビーイング向上を両立できる訳だ。
シニアにとっては特に重要なレポートと言える。
シニアの体力減退はどうにもならず、ときに通勤自体が大きなストレスになる。
また家族の事情等も重なり、フルの出社が困難なケースも増えてくる。
従い、テレワークができるデジタル・スキルを身につければ、シニアであってもまだまだ社会に貢献できるということだろう。
現役人口の急速な減少に直面する日本であればこそ、もっともっと積極的にシニア活用を図るべきであり、そのために①ハイブリッド勤務の推進と②中高年世代に対するデジタル・スキル教育の積極的導入を求めたい!